GPUじゃない?画面チラつき原因3つ
画面が一瞬暗くなる。
デスクトップのアイコンが消えて戻る。
タスクバーが突然消えて、数秒後に復活する。
Windowsでこの現象が発生した場合、多くの人はGPU(グラフィックカード)を疑います。
しかし原因はGPUではないケースが非常に多いです。
最近はWindows 11環境で同じ症状の相談が増えています。
フォルダーを開いた瞬間、ウィンドウを切り替えた瞬間、何もしていない待機中にも発生します。
この記事では、画面チラつきの本当の原因3つと最短の解決方法を解説します。
初心者でも5分で実践できる対処法を紹介します。
結論
Windowsの画面チラつきの正体は「エクスプローラーの再起動」です。
GPU故障ではありません。
主な原因は次の3つです。
- サムネイルキャッシュの破損
- エクスプローラーのクラッシュループ
- 拡張機能やドライバーの干渉
最優先で疑うべき原因はサムネイルキャッシュの破損です。
削除すれば高確率で改善します。
この記事を読むメリット
・GPUやケーブルを無駄に買い替えずに済みます
・ドライバー再インストールの手間が不要になります
・5分で症状が止まる可能性があります
・再発を防ぐ考え方が身につきます
正しい順番で対処すれば、ほとんどの環境で解決します。
① サムネイルキャッシュの破損
Windowsは画像や動画の小さなプレビュー画像を保存しています。
この仕組みをサムネイルキャッシュと呼びます。
フォルダーを開くたびに画像解析を行うと処理が重くなります。
Windowsは一度作成したプレビューを再利用します。
表示速度が速くなるという大きなメリットがあり、
CPUやディスク負荷も抑えられます。
しかしサムネイルキャッシュは壊れることがあります。
大量の画像や動画を扱う環境では発生しやすいです。
OneDriveなどのクラウド同期を多用する環境も要注意です。
外付けドライブの抜き差しも原因になります。
Windowsはキャッシュ破損を検知しませんので、
壊れた状態のまま読み込もうとします。
その結果、エクスプローラーがクラッシュします。
② エクスプローラーが再起動している
Windowsのデスクトップは1つのプログラムで動いています。
そのプログラムは「explorer.exe」です。
デスクトップ、タスクバー、スタートメニューは同じ仕組みです。
エクスプローラーが停止すると画面全体が消えます。
数秒後に自動再起動します。
その動きが「チラつき」に見えます。
画面が壊れているわけではありません。
プログラムが落ちて再起動しているだけです。
壊れたサムネイルを読み込む
→クラッシュ
→自動再起動
→また読み込む
このループが続きます。
GPUを交換しても止まりません。
原因は表示装置ではないからです。
③ 最近この症状が増えた背景
高解像度写真が一般化しました。
4K動画も日常的に扱われています。
OneDriveやGoogle Driveの同期利用が増え、
外付けSSDの利用も増えています。
サムネイル生成回数が急増しており
その結果、破損リスクも増えています。
Windows Updateが直接の原因ではなく、
使い方の変化が影響しています。
具体例① 最も簡単な修復方法
最短ルートはサムネイルキャッシュ削除です。
手順
- スタートメニューを開く
- 「ディスククリーンアップ」と入力
- Cドライブを選択
- 「サムネイル」にチェック
- 「ファイルの削除」をクリック
作業は2〜3分で終わります。
再起動後に症状が止まるケースが多いです。
具体例② PowerShellで完全削除する方法
ディスククリーンアップで改善しない場合があります。
その場合はPowerShellを使います。
管理者としてPowerShellを起動します。
以下のコマンドを実行します。
Stop-Process -Name explorer -Force
Start-Sleep -Seconds 2
Remove-Item "$env:LOCALAPPDATA\Microsoft\Windows\Explorer\thumbcache*" -Force
Start-Process explorer
実行中に画面が一瞬暗くなりますが、
正常動作です。
キャッシュが完全削除され、
多くの環境で症状が止まります。
具体例③ それでも止まらない場合
キャッシュ削除で改善しない場合があります。
考えられる原因は次の通りです。
・グラフィックドライバーのクラッシュ
・常駐ソフトのシェル拡張
・サードパーティー製ツール
クリーンブートで検証します。
不要な常駐を止めて確認します。
しかし最初に疑うべきはサムネイルです。
順番を間違えると遠回りになります。
主張① GPUを疑う前に確認する
画面が暗くなるとGPU故障を疑います。
しかしハード故障は少数派です。
チラつきが数秒で戻るならソフト問題です。
完全ブラックアウトとは違います。
焦ってパーツを買わないでください。
確認作業が先です。
主張② Windowsの仕組みを理解する
エクスプローラーがデスクトップを管理しています。
この事実を知るだけで見方が変わります。
画面の異常=表示装置の故障ではありません。
制御プログラムの停止です。
仕組みを知れば冷静に対処できます。
主張③ 最短ルートで直す
トラブル解決は順番が重要です。
① サムネイル削除
② 再起動確認
③ 拡張機能確認
④ ドライバー確認
まとめ
画面チラつきの正体はGPU故障ではありません。
エクスプローラーの再起動です。
原因の中心はサムネイルキャッシュ破損です。
削除すれば高確率で改善します。
最近症状が増えています。
高解像度データとクラウド利用増加が背景です。
まずはディスククリーンアップを実行してください。
改善しない場合はPowerShellを使います。
無駄なパーツ交換は不要です。
順番通りに試せば多くの環境で解決します。
同じ症状で困っている方は、まずサムネイルを疑ってください。
それが最短ルートです。


