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生成AI

初心者OK!AIエージェント活用5選

ojya

導入文

「AIに任せたら“完成物”までできていた」。そんな体験を、今日からあなたのPCでも。ポイントは、AIと外部アプリをつなぐ仕組み——MCP(Model Context Protocol)とAPI。これらを使えば、GmailやGoogleカレンダー、音声・画像・記事生成までをAIエージェントが自動で実行します。本記事は、初心者でもすぐ試せる“5つの使い方”を、セットアップ手順とプロンプト例つきで解説します。

結論

MCPとAPIを使うと、「調べる→加工する→配置する→仕上げる」までをAIエージェントが一気通貫で実行できます。まずはGmail棚卸し・日程調整リンク作成・効果音生成・画像線画化・動画から記事化の5つから始めましょう。

この記事を読むメリット

  • MCPとAPIの違いが“USBの比喩”で直感的に分かる
  • 5つの具体タスクを、手順+プロンプト付きでそのまま再現できる
  • つまずきやすい認可・APIキー設定の注意点が分かる
  • 明日から使えるワークフロー設計の型が手に入る

なぜ今「MCP×API」なのか

  1. 接続こそが自動化の肝
    MCPは「AI(PC)」と「アプリ(ガジェット)」をつなぐUSBポートのような存在。Gmailやカレンダーなど“中の情報”に直接アクセスして処理できます。
  2. APIは“機能を借りる”ための鍵
    ElevenLabsやGoogle AI(Gemini)などの機能だけを安全に呼び出すのがAPI。APIキーを設定すれば、高度な生成・変換を自分の環境に持ち込めます。
  3. エージェントで“最後まで”やってくれる
    取得→分析→生成→貼り付け→出力といった面倒な手作業を連続実行。人は“意図を指示するだけ”でOK。
  4. 初心者に優しい設定フロー
    MCPはアカウント連携中心、APIはキーを1つ発行して貼るだけ。最初のハードルが低い
  5. 実務へ直結
    請求の見える化、予定調整リンク、記事の画像入り仕上げなど、そのまま仕事で使える成果物を出せます。

今日からできる!AIエージェント活用5選

前提ツール:AIエージェント対応の「Manus(マナス)」想定
共通の初期設定:

  • MCP:[Connect Apps]でGmail/Calendarなどを接続(Googleアカウント承認)。
  • API:各サービスのAPIキーを発行→Manusの[Custom API]で貼り付け→有効化。

1. Gmailの“サブスク棚卸し”を自動化

  • できること:過去3か月の定期課金メールを自動抽出→月額合計を計算。解約候補も把握。
  • セットアップ:GmailをMCP接続
  • ひと言プロンプト例
    「Gmailを確認して直近3か月のサブスクをリスト化。サービス名/金額/請求周期/解約リンク(あれば)を表にして、月額合計も算出して。」

2. カレンダーから“日程調整リンク”を作る

  • できること:Googleカレンダーの空き時間を抽出→調整サービスに自動入力→リンクを作成。
  • セットアップ:CalendarをMCP接続+エージェントで調整サービス操作。
  • ひと言プロンプト例
    「今月の空き枠を前後30分バッファ付きで5案抽出。日本語で日程調整リンクを作成して提示して。」

3. ElevenLabsで“効果音・音声”を一発生成

  • できること:動画や配信で使う効果音/音声を自動生成。プロンプト作成もエージェントが補助。
  • セットアップElevenLabs APIキーを取得→Custom APIで登録。
  • ひと言プロンプト例
    「ElevenLabsを使い、“通知が来た瞬間”の短い効果音を3種類。mp3でDLリンクも出して。」

4. Geminiで“画像の線画化&スタイル量産”

  • できること:写真を精密な線画に変換。さらに10パターンのスタイル(アニメ風/油絵風など)を一括生成。
  • セットアップGoogle AI Studio(Gemini)APIキーを登録。
  • ひと言プロンプト例
    「添付画像を精密な線画に。続けてアニメ風/水彩/版画…の10スタイルでバリエーションを出力。」

5. YouTube“動画→記事+スクショ挿入”を自動で

  • できること:動画の文字起こし→構成作成→本文生成→最適スクショを自動撮影して挿入
  • セットアップ:文字起こしはElevenLabs API、スクショ撮影や貼付はエージェント操作
  • ひと言プロンプト例
    「このYouTubeを文字起こし→H2/H3構成と要約を作成→本文を1,800~2,500字で執筆。動画から要点スクショを数枚取得して、適所にマークダウンで埋め込み。」

応用:Tripo AI APIを繋ぐと、画像やテキストから3Dアセット(GLB/PBR)を生成→3Dプリントまで到達可能。


これだけは押さえたい運用のコツ

  1. “ひと言プロンプト”を常に添える
    「何を/どの体裁で/どこまで自動で」を短く指定。出力のブレが激減します。
  2. MCP=内部アクセス、API=機能借用を意識する
    どちらを使うかで権限設定・データ到達範囲が変わります。最小権限で運用を。
  3. ワークフローを“型化”して再利用
    一度うまくいった流れはテンプレ化。タスク名と入出力だけ差し替えれば量産できます。
  4. ログと生成物を必ずレビュー
    エージェントは高速ですが、最終責任者は人。誤検出・誤挿入の最終チェックは省かない。
  5. 小さく始めて拡張
    まずはGmail棚卸し日程調整リンクから。成功体験を積んで、画像・記事・3Dへ広げるのが勝ち筋。

すぐ試せる“最短3ステップ”

  1. MCPでGmail/Calendarを接続(Google承認)
  2. 必要なAPIキー(ElevenLabs/Gemini等)を貼り付け
  3. 本文のひと言プロンプトをコピペして実行

AIが情報取得→生成→配置→出力まで走り切る快感を、まず1つ味わってください。きっと、「次はどの作業を任せよう?」と発想が止まらなくなります。

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