Windows Update不具合・対処法

Kindle for PCが起動しない|Windows 11で実際に復旧した方法

Kindle for PCが起動しないときのWindows 11での復旧方法
ojya

Kindle for PCが突然起動しなくなりました。

アイコンをクリックしても画面が開かない。一度設定をリセットすると起動するのに、アプリを終了すると次回また起動しない。

今回、この症状をWindows 11の実機で検証しました。

最初はキャッシュやアプリ本体の問題を疑いましたが、検証を進めると、レジストリにある

HKEY_CURRENT_USER\Software\Amazon\Kindle\User Settings

を退避するとKindleが正常に起動することが分かりました。

しかし、それだけでは完全には直りません。

Kindleを終了すると再び起動できなくなる症状まで再現したため、「正常起動中」と「終了後」のレジストリをそれぞれ保存して比較しました。

最終的には、Kindleの終了・再起動を繰り返しても正常に起動し、Windows 11を再起動した後もライブラリ(144冊)が正常に表示されるところまで確認しています。

この記事では、実際に効果があった方法だけでなく、試したけれど効果がなかった方法も含めて復旧までの手順を紹介します。

【この記事の更新について】

以前この記事では、Kindle for PCが起動しなくなる原因を「ライブラリ同期中の内部データ破損」と説明していました。

しかし、その後実機で詳しく再検証した結果、この説明を裏付けることはできませんでした。

今回、起動不能の再現、レジストリの比較、復旧、Windows再起動後の動作確認まで行ったため、実際に確認できた内容をもとに記事を全面的に更新しています。

Contents
  1. 結論:User Settingsの再構築でKindle for PCが復旧した
  2. この記事を読むメリット
  3. Kindle for PCが起動しなくなった症状
  4. 最初にKindleの設定フォルダーを確認
  5. Kindle for PCのUser Settingsを確認する
  6. 【重要】最初にUser Settingsをバックアップする
  7. 【効果あり】User Settingsを別名にするとKindleが起動した
  8. しかしKindleを終了すると再び起動しなくなった
  9. 【効果なし】libraryWidth=999999を削除
  10. 【効果なし】ListViewConfig.0やWindow関連も削除
  11. 起動中と終了後のレジストリを保存して比較
  12. 起動中と終了後で何が変わっていた?
  13. 【効果あり】正常起動中のUser Settingsを復元
  14. APPSTARTEDを削除してさらに切り分け
  15. APPSTARTEDが原因だったわけではない
  16. 最終確認:Windows 11を再起動しても正常起動
  17. 実際に試した方法を一覧で比較
  18. 同じ症状なら最初に試したい復旧手順
  19. APPSTARTEDだけ削除すれば直る?
  20. User Settingsを変更すると本は消える?
  21. libraryWidth=999999は削除したほうがいい?
  22. Kindle for PCが起動しないときに避けたいこと
  23. レジストリを変更したくない場合は?
  24. よくある質問
  25. まとめ|Kindle for PCはUser Settingsの再構築で復旧した

結論:User Settingsの再構築でKindle for PCが復旧した

今回のWindows 11環境では、Kindle for PCのレジストリにある

HKEY_CURRENT_USER\Software\Amazon\Kindle\User Settings

を再構築することで復旧できました。

ポイントは、いきなりUser Settingsを削除しないことです。

まずREGファイルとしてバックアップし、User Settings_backupなどへ名前を変更して退避します。

その状態でKindleを起動すると、新しいUser Settingsが自動作成され、正常に起動しました。

ただし、今回の症状はここからが厄介でした。

一度正常に起動しても、Kindleを終了すると次回また起動できなくなったからです。

そこで正常起動中と終了後のレジストリを比較。

正常起動中に保存したUser Settingsを復元して追加検証した結果、その後はKindleを終了して再起動しても正常に動作するようになりました。

最後にWindows 11自体を再起動。

レジストリには一切触れずKindleを起動しましたが、正常に起動し、ライブラリ(114冊)もすべて表示されました。

Windows 11再起動後もKindle for PCが正常に起動しライブラリ114冊が表示された画面

ただし、今回の検証だけで「特定のレジストリ値が原因だった」とまでは断定できません。

詳しい検証結果は後半で紹介します。


この記事を読むメリット

この記事では、一般的な対処方法を並べるだけではなく、実際に起動しなくなったPCで一つずつ検証しています。

そのため、

  • Kindle for PCが起動しないときに確認する場所
  • User Settingsを安全にバックアップする方法
  • User Settingsを再生成する方法
  • 実際に試しても効果がなかった方法
  • 一度直っても再発する場合の切り分け方
  • 正常起動中と終了後のレジストリの違い
  • 本当に直ったか確認する方法

まで分かります。

特に、

「設定を消したら一度だけ起動した。でも終了したらまた開かなくなった」

という症状が出ている場合は、今回の検証が参考になる可能性があります。


Kindle for PCが起動しなくなった症状

今回発生した症状を時系列で整理します。

Kindle for PCを起動
↓
起動しない
↓
設定を作り直す
↓
起動する
↓
Kindleを終了
↓
もう一度起動
↓
起動しない

という状態でした。

つまり、一度起動できたからといって「直った」と判断できません。

正常に起動したときには、

  • ライブラリ:114
  • 本:27
  • 文書:0
  • サンプル:87

と表示されました。

Kindle for PCが正常に起動しライブラリ114冊が表示された画面

ライブラリ自体は正常に取得できていることを確認できました。


最初にKindleの設定フォルダーを確認

最初にWindowsのユーザーフォルダーを確認しました。

エクスプローラーのアドレス欄へ、

%LOCALAPPDATA%\Amazon

と入力します。

今回の環境では、

Kindle

Kindle For PC

というフォルダーがありました。

しかし、Kindle For PCフォルダーの中は空でした。

さらに、

%APPDATA%\Amazon

やLocalLowなども確認しましたが、今回の起動不能を直接解決できる設定は見つけられませんでした。

そこで次に確認したのが、Windowsのレジストリです。


Kindle for PCのUser Settingsを確認する

レジストリエディターで確認した場所は、

HKEY_CURRENT_USER\Software\Amazon\Kindle

です。

その中に、

Install

User Settings

がありました。

User Settingsには、Kindle for PCで使用される多数の設定値が保存されています。

レジストリエディターを開く

Windowsキー+Rキーを押します。

「ファイル名を指定して実行」が開いたら、

regedit

と入力して「OK」をクリックします。

ユーザーアカウント制御が表示された場合は、内容を確認してレジストリエディターを起動します。

左側を、

HKEY_CURRENT_USER

→ Software

→ Amazon

→ Kindle

と開きます。

その中にUser Settingsがあります。


【重要】最初にUser Settingsをバックアップする

ここからレジストリを変更するため、必ず最初にバックアップしてください。

User Settingsを右クリックして、

「エクスポート」

を選択します。

分かりやすい名前を付けてREGファイルを保存してください。

今回の検証でも、元の設定を消さず、

User Settings_backup

User Settings_crash

User Settings_test2

User Settings_test3

などへ名前を変更して残しました。

Kindle for PCのレジストリでUser Settingsをバックアップして別名に変更する手順

AmazonやKindle全体は削除しない

今回変更したのは、

HKEY_CURRENT_USER\Software\Amazon\Kindle\User Settings

です。

AmazonやKindleキー全体を削除したわけではありません。

また、User Settings自体についても、いきなり削除せず別名に変更して退避しました。

問題が起きたとき元へ戻せる状態を作ってから作業することをおすすめします。


【効果あり】User Settingsを別名にするとKindleが起動した

Kindleが起動しない状態で、現在の

User Settings

を、

User Settings_test4

のような別名へ変更しました。

Kindle for PCのレジストリでUser Settingsをバックアップして別名に変更する手順

この状態では、通常のUser Settingsが存在しません。

そのままKindle for PCを起動します。

すると、

Kindleが正常に起動しました。

さらにKindleによって、新しいUser Settingsが自動的に作成されました。

ライブラリも114冊表示されています。

この結果から、今回の起動不能には、既存のUser Settingsの状態が関係している可能性が高くなりました。


しかしKindleを終了すると再び起動しなくなった

ここで「解決した」と思いましたが、そうではありませんでした。

正常に起動したKindleを普通に終了します。

その後、もう一度Kindleを起動すると、

起動しません。

再び現在のUser Settingsを別名へ変更すると起動します。

つまり、

User Settingsを新規作成
↓
Kindle起動成功
↓
Kindle終了
↓
次回起動失敗

という現象を再現できました。

この結果から、Kindle終了時にUser Settingsへ保存される状態が関係しているのではないかと考え、さらに切り分けました。


【効果なし】libraryWidth=999999を削除

終了後のレジストリを調べると、

libraryWidth

という値がありました。

データを見ると、

999999

になっています。

かなり大きな数字なので、最初はこの値が原因ではないかと疑いました。

Kindle for PCのレジストリにあるlibraryWidthを確認する画面

そこでlibraryWidthだけを削除してKindleを起動しました。

結果は、

起動しませんでした。

少なくとも今回の環境では、

libraryWidth=999999だけが起動不能の原因ではありません。


【効果なし】ListViewConfig.0やWindow関連も削除

続いて、Kindle終了時に保存される表示関連の設定を疑いました。

検証したのは、

ListViewConfig.0

ViewMode.0

WindowHeight

WindowWidth

WindowX

WindowY

などです。

しかし、これらを削除しても、

Kindleは起動しませんでした。

単純なウィンドウ位置やライブラリ表示幅の問題ではなさそうです。

そこで、怪しい値を推測して削除する方法をやめました。


起動中と終了後のレジストリを保存して比較

次に行ったのが、今回の検証で特に重要だった作業です。

正常起動中のUser Settings

と、

Kindle終了後のUser Settings

をそれぞれREGファイルとして保存し、比較しました。

正常起動中のUser Settingsを保存

User Settingsを別名へ変更し、Kindleを正常起動させます。

Kindleを終了せず、そのままレジストリエディターを開きました。

新しく作成された、

HKEY_CURRENT_USER\Software\Amazon\Kindle\User Settings

を右クリックして「エクスポート」。

今回は、

Kindle_起動中.reg

という名前で保存しました。

Kindle for PC正常起動中のUser SettingsをREGファイルにエクスポートする手順

終了後のUser Settingsも保存

次にKindleを普通に終了します。

まだKindleを再起動せず、同じUser Settingsをエクスポート。

今度は、

Kindle_終了後.reg

という名前で保存しました。

これで、

正常起動中

と、

終了後

のレジストリを直接比較できます。


起動中と終了後で何が変わっていた?

2つのREGファイルを比較しました。

起動中に存在し、終了後には消えていた値として確認できたのが、

applicationRunning="true"

APPSTARTED="true"

metadataUpdateInFlight="true"

です。

一方、終了後には画面表示などに関係する複数の値も追加されていました。

ただし、前述したようにlibraryWidthやWindow関連の値を削除しても起動しませんでした。

そのため、

「終了時に追加される画面設定だけが原因」

とは考えにくくなりました。

そこで次は、個別の値を削除するのではなく、正常に起動していた状態を丸ごと復元するテストを行いました。


【効果あり】正常起動中のUser Settingsを復元

まず、現在のUser Settingsを、

User Settings_test5

へ名前変更しました。

これで起動できない状態の設定も残しておけます。

続いて、先ほど保存した、

Kindle_起動中.reg

をダブルクリックします。

Windowsから警告が表示されました。

KindleのREGファイルをインポートするときに表示されるレジストリエディターの警告画面

今回は自分で直前にエクスポートしたREGファイルなので、内容を確認して「はい」をクリックしました。

正常に追加されると、次のメッセージが表示されます。

KindleのREGファイルがレジストリに正常に追加された完了画面

その状態でKindle for PCを起動しました。

結果は、

正常に起動しました。

これはかなり重要な結果です。

正常起動中に保存したUser Settingsへ戻すとKindleが起動することを実際に確認できました。


APPSTARTEDを削除してさらに切り分け

次に、起動中と終了後で違いがあった値を切り分けました。

正常起動中には、

APPSTARTED

という値があります。

種類は、REG_SZ

データは、trueでした。

そこでKindleが正常起動している状態で、APPSTARTEDだけを削除しました。

Kindle for PCのレジストリでAPPSTARTEDだけを削除する手順

そして、

Kindleを終了
↓
もう一度Kindleを起動

と操作します。

結果は、

正常に起動しました。

さらにレジストリを一切触らず、

もう一度Kindleを終了
↓
もう一度起動

と繰り返しました。

こちらも正常に起動しました。


APPSTARTEDが原因だったわけではない

ここは今回の記事で特に注意したいところです。

「APPSTARTEDを削除したら直った」

だけを見ると、

APPSTARTEDが原因だった

と考えたくなります。

しかし、その後レジストリを確認すると、

APPSTARTEDは復活していました。

値もtrueです。

それにもかかわらず、Kindleは正常に起動しています。

したがって今回の検証から、

「APPSTARTED=trueが原因」

とは断定できません。

確認できた事実は、

正常起動中のUser Settingsを復元
↓
APPSTARTEDを一度削除して切り分け
↓
終了→起動に成功
↓
APPSTARTEDが再生成
↓
それでも終了→起動に成功

というところまでです。

正常なUser Settingsを復元し、設定状態を再構築したことが改善につながった可能性があります。


最終確認:Windows 11を再起動しても正常起動

一時的にKindleが起動するだけなら、まだ安心できません。

今回も最初は、

「一度は起動するが、終了すると次回起動しない」

という症状だったからです。

そこで最後にKindleを終了。

さらに、

Windows 11そのものを再起動しました。

PC再起動後はレジストリに一切触っていません。

そのままKindle for PCを起動します。

結果は、

正常に起動しました。

Windows 11再起動後もKindle for PCが正常に起動しライブラリ114冊が表示された画面

ライブラリも、

114冊

正常に表示されています。

これで、

Kindle終了→起動

だけではなく、

Kindle終了→Windows再起動→Kindle起動

まで正常に動作することを確認できました。

今回のトラブルはいったん復旧したと判断しています。


実際に試した方法を一覧で比較

今回の検証結果をまとめます。

試した操作結果今回の判断
User Settingsを別名にして再生成起動した効果あり。ただし最初は終了後に再発
libraryWidthを削除起動しない単独では効果なし
ListViewConfig.0を削除起動しない単独では効果なし
ViewMode.0・Window関連を削除起動しない効果なし
起動中と終了後のREGを保存差分を確認できた切り分けに有効
正常起動中のREGを復元起動した効果あり
APPSTARTEDを一度削除その後、終了→起動に成功改善過程の一つ。ただし原因とは断定できない
レジストリを触らず終了→再起動起動した正常化を確認
Windows 11を再起動→Kindle起動起動した復旧状態の維持を確認

同じ症状なら最初に試したい復旧手順

今回の検証を最初から振り返ると、いきなり細かなレジストリ値を削除する必要はありません。

同じようにKindle for PCが起動しない場合、まず次の方法で切り分けるのが分かりやすいです。

手順1:Kindleを完全に終了

Kindle for PCが起動している場合は終了します。

手順2:regeditを起動

Windowsキー+Rを押し、

regedit

と入力します。

手順3:Kindleのレジストリを開く

HKEY_CURRENT_USER\Software\Amazon\Kindle

を開きます。

手順4:User Settingsをバックアップ

User Settingsを右クリックして「エクスポート」。

REGファイルとして保存します。

手順5:User Settingsを別名へ変更

たとえば、

User Settings_backup

へ変更します。

削除しません。

手順6:Kindleを起動

Kindle for PCを起動します。

今回の環境では、新しいUser Settingsが自動作成され、Kindleが起動しました。

手順7:ライブラリを確認

本やサンプルが表示されるか確認します。

手順8:正常起動中のUser Settingsを保存

Kindleを終了する前に、新しく作成されたUser Settingsもエクスポートしておきます。

今回のように、

Kindle_起動中.reg

など、分かりやすい名前がおすすめです。

手順9:Kindleを終了して再起動

ここが重要です。

一度起動できただけで「直った」と判断しないでください。

Kindleを普通に終了して、もう一度起動します。

手順10:Windowsも再起動

Kindleが正常に起動できたら、Windows 11も再起動します。

Windows再起動後にもKindleが起動できれば、復旧状態が維持されている可能性が高くなります。


APPSTARTEDだけ削除すれば直る?

今回の検証だけでは、

APPSTARTEDだけ削除すれば直る

とは言えません。

確かにAPPSTARTEDを一度削除した後、Kindleの終了→再起動に成功しました。

しかし、その後、

APPSTARTED=true

は自動的に復活しています。

その状態でもKindleは正常に起動しています。

そのため、今回有効だった可能性が高いのは、

正常起動中のUser Settingsを復元し、設定状態を再構築したこと

です。

APPSTARTEDの削除は、原因を切り分ける途中で行った操作の一つと考えています。


User Settingsを変更すると本は消える?

今回の検証では、既存のUser Settingsを別名へ変更して新しい設定を作らせても、

ライブラリ114冊

が正常に表示されました。

ただし、PCにダウンロード済みのデータや設定状態は環境によって異なる可能性があります。

そのため、この記事ではUser Settingsをいきなり削除していません。

必ず、

エクスポートしてバックアップ
↓
名前を変更して退避

という方法を採用しています。

元へ戻せる状態を残してから試してください。


libraryWidth=999999は削除したほうがいい?

今回のPCでも、

libraryWidth=999999

という値が保存されていました。

かなり不自然な数字に見えます。

しかし、この値を削除してもKindleは起動しませんでした。

したがって、少なくとも今回の症状では、

libraryWidthだけを削除しても解決しませんでした。

同じ値を見つけても、「これが原因」と決めつけないほうがよいでしょう。


Kindle for PCが起動しないときに避けたいこと

今回の検証で特に避けたのが、Kindle関連のレジストリを丸ごと削除することです。

原因が分からない状態で、

HKEY_CURRENT_USER\Software\Amazon

や、

HKEY_CURRENT_USER\Software\Amazon\Kindle

全体を削除する方法は採用していません。

また、バックアップせずに複数の値を一度に変更すると、

どの操作が効いたのか

分からなくなります。

トラブルを切り分ける場合は、

バックアップ
↓
設定を1回変更
↓
Kindleを起動
↓
結果を確認

という順番で進めることをおすすめします。

レジストリを変更したくない場合は?


レジストリを変更するのが不安な場合は、無理に操作する必要はありません。

PCでKindle本を読みたいだけなら、ブラウザから利用できるKindle for Webも選択肢になります。

また、スマートフォンやタブレットのKindleアプリを利用する方法もあります。

特にレジストリ操作に慣れていない場合は、無理に修復するより別の閲覧方法を使うほうが安全なケースもあります。


よくある質問

Kindle for PCをクリックしても何も起きません。今回の方法は使えますか?

今回のPCも、Kindle for PCが正常に起動しない状態でした。

User Settingsを別名へ退避すると新しい設定が作成され、起動しました。

ただし、Kindleが起動しない原因は一つとは限りません。

同じ結果になるとは限らないため、必ずバックアップしてから試してください。

User Settingsは削除する必要がありますか?

今回の検証では削除していません。

User Settings_backupなどへ名前変更して退避しました。

元の設定を残せるので、削除するより安全です。

再インストールしたほうがいいですか?

今回の検証では、最終的な復旧判断に重要だったのはUser Settingsの状態でした。

そのため、再インストールを何度も繰り返す前に、User Settingsをバックアップして再生成したときに起動するか確認する価値があります。

APPSTARTEDを削除すれば直りますか?

今回の結果だけでは断定できません。

APPSTARTEDを一度削除した後に正常化しましたが、その後APPSTARTED=trueが再作成されても正常に動いています。

そのため、APPSTARTED自体が原因だったとは判断していません。

Kindleが一度起動できたら直ったと考えていいですか?

今回の経験では、いいえです。

一度起動した後、Kindleを終了すると次回また起動できなくなりました。

最低でも、

Kindle終了→再起動

まで確認してください。

できれば、

Windows再起動→Kindle起動

まで確認することをおすすめします。


まとめ|Kindle for PCはUser Settingsの再構築で復旧した

Windows 11でKindle for PCが起動しなくなった今回のケースでは、

HKEY_CURRENT_USER\Software\Amazon\Kindle\User Settings

をバックアップして再構築することで復旧できました。

特に重要だったのは、

一度起動しただけでは「直った」と判断しなかったことです。

最初はUser Settingsを再生成すると起動しましたが、Kindleを終了すると再び起動できなくなりました。

そこで、

正常起動中のUser Settingsを保存
↓
Kindle終了後のUser Settingsも保存
↓
両者を比較
↓
正常起動中の設定を復元
↓
レジストリ値を切り分け
↓
Kindle終了→再起動を確認
↓
Windows 11再起動後も確認

という手順で検証しました。

libraryWidth=999999やWindow関連の設定も疑いましたが、削除しても起動しませんでした。

また、APPSTARTEDを一度削除した後に改善しましたが、APPSTARTED=trueが再作成された後も正常に起動しているため、APPSTARTEDが原因だったとは断定していません。

最終的には、Windows 11を再起動した後もKindle for PCが正常に起動し、ライブラリ114冊が表示されています。

同じように、

「Kindle for PCが起動しない」

「設定を作り直すと一度だけ起動する」

「終了するとまた開かなくなる」

という症状が出ている場合は、レジストリを必ずバックアップしたうえで、User Settingsの再構築を切り分けの一つとして試してみてください。

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