【ゼロから学べるAI画像生成】第3回|ConoHa AI Canvas実践編|初心者でもできる画像生成ステップ

導入文
第1回ではAI画像生成の基礎、第2回では主要ツールの比較を解説しました。
今回はいよいよ実践編! ConoHa AI Canvasを使って実際に画像を生成する流れ を紹介します。
「本当に自分でもできるの?」と不安な初心者でも、この記事を読めば今日から画像生成を始められるはずです。
この記事を読むメリット
- ConoHa AI Canvasでの基本操作がわかる
- 初心者でも失敗しないプロンプト入力のコツが学べる
- 短時間で高品質な画像を生成できるようになる
1. ログインから生成画面まで
ConoHa AI Canvasはクラウド型サービスのため、特別なインストールは不要です。
- コントロールパネルにログイン
- 「AI」タブを選択
- 生成画面(WebUI)を起動
ここで 2種類のUI を選択できます。
- オートマティック1111(初心者向け) → シンプルで直感的
- ComfyUI(上級者向け) → カスタマイズ性が高い
初心者はまず「オートマティック1111」から始めるのがおすすめです。
2. 画像生成の3ステップ
ConoHa AI Canvasでの画像生成は、たった3ステップで完了します。
- ポジティブプロンプト入力
- 作りたいイメージを英単語で入力
- 例:
girl, long hair, smile, cherry blossom
- ネガティブプロンプト入力
- 含めたくない要素を入力
- 例:
low quality, blur, watermark
- 生成ボタンをクリック
- 数秒〜数十秒で画像が完成!
これだけで、プロのような画像が得られます。
3. クオリティを上げる2つの方法
生成した画像の質が思ったより低いと感じたら、次の2つを試しましょう。
(1) サンプリングステップ数を増やす
- 値を上げるほど「丁寧に描画」される
- 初期値20 → 50に上げると劇的に改善
※ ステップ数を増やすと生成時間が伸びます。
(2) プロンプトを充実させる
- 例:「girl」だけでは曖昧
- 「one girl, long black hair, white shirt, cherry blossom background」
のように具体的にすると精度が上がる
4. プロンプトを考えるコツ
「英語でどう書けばいいかわからない…」という方は、次の方法がおすすめです。
- ChatGPTに翻訳してもらう
→ 日本語で条件を書けば、英語のプロンプトを生成してくれる - プロンプト集を活用
→ ConoHa AI Canvasの資料ページやネット上で公開されているサンプルを参考にする - アシスト機能を使う
→ ConoHa AI Canvasには、日本語で入力すれば自動で英語に変換してくれる補助機能あり
5. 実際に作った例
例えば次のプロンプトを入力したとします。
one girl, long black hair, white shirt, cherry blossom background, smile
結果は…
桜の下で笑顔の女性のリアル風イラストが数十秒で生成!
同じ条件でも毎回少し違った画像が出力されるため、好みの1枚を選ぶ楽しさもあります。
結論
ConoHa AI Canvasを使えば、初心者でもわずか3ステップで高品質な画像生成が可能です。
プロンプトを工夫したり、サンプリングステップを調整したりすることで、より理想に近い画像を作れるようになります。
「自分で作れる!」という成功体験を積むことが、AI画像生成を楽しく続ける第一歩になるでしょう。
👉 次回 第4回:「応用編|画風切り替え・外部モデル・著作権」 では、さらに一歩進んだ使い方を解説します。アニメ風や漫画風への切り替え、学習モデルの追加、そして気になる著作権の扱いについても詳しく触れていきます。
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