設定1つで激変!Windowsを軽くする方法
Windowsが重い。起動が遅い。ファンが回り続ける。アプリが引っかかる。
この症状は、パソコンの性能不足だけが原因ではありません。Windowsの初期設定が、裏でPCのリソースを使い続けている場合があります。
今回紹介するのは、ワンクリックで体感が変わる設定です。
Windows Updateの「配信の最適化」をオフにします。家庭のPCなら、オフが基本です。
設定を変えるだけで、無駄な監視や送信の負荷が減ります。さらに、最近話題のメモリーリーク対策の入口にもなります。
難しいことはしません。順番通りに進めれば終わります。
結論
結論は1つです。
Windows Updateの「配信の最適化」をオフにすると、PCが軽くなります。
家庭でPCが1〜2台なら、配信の最適化はメリットよりデメリットが大きいです。
SSD容量を使い、CPUとメモリの監視負荷が増えます。さらに環境によっては、見知らぬ端末への配信が発生します。
ただし注意点があります。
最近のメモリーリークは、設定をオフにしても改善しないケースがあります。
被害が出ている場合は、サービス側(dosvc)を確認して、必要なときだけ一時停止します。
この記事を読むメリット
この記事を読むと、次のメリットが得られます。
・Windowsが重い原因の1つが分かる
・ワンクリックでPCを軽くする手順が分かる
・「見知らぬPCに配信される不安」を消せる
・SSDの無駄な消費と寿命劣化リスクを減らせる
・メモリーリーク被害の確認方法が分かる
・危険な裏技に手を出さず、安全に対処できる
スマホでも手順通りに読めるように、画面の場所と操作を短く区切って説明します。
なぜこの設定で軽くなるのか
配信の最適化は「受け取る」だけではない
Windows Updateは、基本的にMicrosoftのサーバーから更新ファイルを受け取ります。
しかし現実は「全部をMicrosoftから取る」方式ではありません。
更新が配信された瞬間、世界中のPCが一斉にアクセスします。
その状態ではサーバーが詰まります。そこでMicrosoftは、負荷を分散する仕組みを入れました。
その仕組みが配信の最適化(Delivery Optimization)です。
簡単に言うと、更新ファイルを小さなピースに分けます。
そして、すでに更新済みのPCから、そのピースを一部もらいます。
仕組みはP2P。家庭では無駄が出やすい
P2Pは「端末同士でデータを融通する」仕組みです。
例えるなら、1000ピースのパズルを集める方式です。
家の中の別PCが1〜100を持っている。
別のPCが101〜200を持っている。
その分だけ近距離で一瞬で集まります。
足りない分だけMicrosoftから取ります。
会社のようにPCが何百台もある環境では、メリットが大きいです。
同じネットワーク内でピースが行き来します。更新が速く終わります。
しかし家庭は違います。
家庭はPCが1台、あっても2〜3台です。
配信相手がいないのに、仕組みだけが動きます。
オンだと「監視」「保存」「送信」が増える
配信の最適化がオンだと、PCは次の役割を持ちます。
・更新データを受け取る
・更新データをキャッシュとして保存する
・周りのPCを監視して、要求が来たら送信する
家庭で送る相手がいなくても、監視は動きます。
「いつ誰かが来ても送れる状態」を維持します。
この維持コストが重さの原因になります。
CPUとメモリを使い続け、バックグラウンドの負荷が増えます。
SSDの一部をキャッシュに使うので、書き換えも発生します。
「軽い作業しかしていないのに重い」状態は、この手の常駐処理で起きやすいです。
ワンクリックで軽くする設定手順
配信の最適化をオフにする(最重要)
ここからは設定手順です。スマホでも追えるように短く書きます。
- 画面左下のWindowsマークを押す
- 設定を開く
- 左メニューでWindows Updateを押す
- 詳細オプションを押す
- 配信の最適化を押す
- 他のデバイスからダウンロードを許可するをオフにする
これで完了です。
この設定で、更新ファイルは基本的にMicrosoftから100%取得します。
家庭ではこの形のほうが分かりやすく、安心です。
チェックが「インターネット上」なら即オフ
配信の最適化には共有範囲の設定があります。
「ローカルネットワーク」だけなら家の中のPCが対象です。
「インターネット上」まで含むと、見知らぬ端末とやり取りする可能性が増えます。
次の状態なら危険度が上がります。
・「インターネット上のデバイス」との共有がオン
・外出先のWi-Fiや共有回線をよく使う
不安がある人は、迷わずオフが正解です。
特にゲームファイルや大容量アプリを入れている場合は、配信が嫌になりやすいです。
メモリーリークが疑わしい人の確認方法
重要な補足です。
最近話題のメモリーリークは、設定をオフにしても直らないケースがあります。
原因がサービス側(dosvc)に残っている場合があるからです。
ここからは「重さが異常」な人だけがやればOKです。
普通の人は読み飛ばして問題ありません。
メモリーリークの兆候は次です。
・何もしていないのにメモリ使用量が増え続ける
・時間が経つほど動作が重くなる
・再起動すると一時的に軽くなる
タスクマネージャーでdosvcを確認する
- タスクバーの何もない場所を右クリック
- タスク マネージャーを開く
- 左メニューのサービスを開く
- 一覧からdosvcを探す(アルファベット順)
- dosvcを右クリックして詳細の表示を押す
ここで表示されるのが、該当の「svchost」プロセスです。
ただし初期状態ではメモリ項目が見えません。
メモリ表示を出して「増え続けるか」を見る
プロセス一覧の上部(列名の場所)を右クリックします。
列の選択を開きます。
次の2つにチェックを入れます。
・ワーキング セット(メモリ)
・コミット サイズ
ワーキングセットは、現在使っているメモリです。
コミットサイズは、確保しているメモリです。
メモリーリークが起きている場合、コミットサイズが膨らみ続けます。
時間経過で増えるなら被害の可能性が高いです。
一時対処はdosvcの「再起動」
被害が疑わしい場合、まず安全な範囲で試す手があります。
それがサービスの「再起動」です。
- もう一度、タスクマネージャーのサービスへ戻る
- dosvcを右クリック
- 再起動を押す
成功するとメモリ使用量が一気に下がります。
そこから放置して、また増えるか確認します。
この手順は「Windowsを壊す操作」ではありません。
ただし根本解決ではありません。
それでも増えるなら「停止」でしのぐ
根本的に止めたくなる人は多いです。
しかし危険な止め方はおすすめしません。
dosvcの正式名称はDelivery Optimization(デリバリー オプティマイゼーション)です。
サービス管理画面で見つけられます。
検索ボックスにサービスと入力して開きます。
一覧からDelivery Optimizationを探します。
右クリックして停止を押します。
停止は「その起動中だけ」効果が出ます。
再起動すると戻ります。
この方法は、被害が出ている人が一時的にしのぐための方法です。
修正パッチが来れば不要になります。
レジストリで強制停止はやらない
強引に止める裏技は存在します。
しかしWindows Updateに関わる領域です。
安定性を壊すリスクが高いです。
初心者向けの記事では、絶対におすすめしません。
基本はここまでで十分です。
まず配信の最適化をオフにする。
被害がある人だけ、dosvcの停止を一時的に使う。
家庭のWindowsは「配信しない設定」が正解
家庭PCはオフで快適と安心を取る
家庭のWindowsは、会社と違います。
ネットワーク内にPCが大量にある環境ではありません。
配信の最適化は、家庭では次のデメリットが目立ちます。
・監視でCPUとメモリを使う
・キャッシュでSSD容量を使う
・書き換えでSSD寿命を削る
・場合によって見知らぬ端末と共有になる
・不具合があるとメモリーリークの火種になる
一方、オフにしたときのデメリットは単純です。
「更新をMicrosoftから取る」だけです。
家庭なら、この形が自然です。
気持ち悪さも消えます。
重さの原因は「常駐処理の積み重ね」
PCが重いと、メモリ増設やSSD換装を考えがちです。
しかし先にやるべきは設定です。
常駐処理が1つ減るだけで体感は変わります。
特にノートPCやミドル以下のPCは差が出ます。
今回の設定は「1クリック」です。
リスクも低いです。
まずここから始めるのが正解です。
メモリーリーク対策は「確認→一時停止」
メモリーリークが疑わしい場合、焦って止めないほうが安全です。
確認して、必要なときだけ止める。
この順番なら事故が起きにくいです。
Windows Updateに関わる機能は、乱暴に止めると別の不具合を呼びます。
安全第一で進めるべきです。
まとめ
Windowsが重い原因は、設定のせいでリソースを使い続けていることがあります。
改善の第一手は、Windows Updateの配信の最適化をオフにすることです。
家庭のPCは、配信するメリットが薄いです。
監視、保存、送信のコストが無駄になりやすいです。
オフにすると快適になり、安心も増えます。
さらに重い症状がある場合は、dosvcのメモリ使用量を確認します。
被害がある人だけ、一時停止でしのぎます。
危険な裏技には手を出さないほうが安全です。

