コピペでOK!KB5074109削除の手順6つ
Outlook(クラシック版)が急にフリーズして使えなくなった。
2026年1月のWindows 11更新プログラム「KB5074109」を適用した後、そんな不具合報告が相次いでいます。
ところが、対処としてKB5074109をアンインストールしようとしても、別の壁にぶつかります。
「更新プログラムの一覧に表示されない」
「wusaで消そうとしても“インストールされていない”と言われる」
「エラーで止まる」
この状態になると、何をしても詰んだように見えます。
しかし安心してください。
KB5074109は、適切な手順を踏めばアンインストールできます。
本記事では、初心者でもコピペで実行できる「6つの手順」で、安全に削除する方法を解説します。
Outlookの不具合を最短ルートで解消し、再発防止までまとめます。
これらの記事を順番にご覧ください。
Outlook起動不能?KB5074109不具合5選|ちょっと幸せブログ
KB5074109がアンインストールできない?失敗時の最終対処法3選|ちょっと幸せブログ
結論
KB5074109が通常の方法でアンインストールできなくても、DISMコマンドなら削除できます。
Windows標準のコマンドツール「DISM」を使い、更新プログラムを“パッケージ”として直接削除します。
手順は以下の6段階です。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開く
- インストール済み更新パッケージの一覧を表示する
- 一覧からKB5074109に該当するパッケージ名を確認する
- 該当パッケージを削除するコマンドを実行する
- PCを再起動する
- Windows Updateを一時停止して再インストールを防ぐ
設定画面からの削除やセーフモードでも解決しない場合でも、あきらめる必要はありません。
再インストールや初期化をせずとも、KB5074109の削除で復旧できる可能性があります。
この記事を読むメリット
この記事を読むと、次のことができます。
- 削除できない原因がわかる:なぜ一覧に出ないのか、なぜwusaで消えないのかが理解できます。
- 安全な対処法が身につく:Windowsを壊しにくい手順で更新を削除できます。
- コピペで実行できる:複雑な操作なしで、コマンドをそのまま貼り付けて進められます。
- エラー時の対処がわかる:0x800f系エラーが出たときの見直しポイントを確認できます。
- 再発防止までできる:削除後に自動で再インストールされる事故を防げます。
焦って誤った対処をすると、OutlookだけでなくWindows全体が不安定になることがあります。
本記事の手順どおりに進めれば、落ち着いて安全に復旧できます。
KB5074109が削除しにくい理由
KB5074109が「普通の手順で消せない」ことには、原因があります。
主に2つです。
理由1:更新履歴にあるのに一覧に出ないことがある
Windows Updateの「更新の履歴」には、
「KB5074109が正しくインストールされました」
と表示されるのに、
「更新プログラムをアンインストールする」の一覧には、KB5074109が見当たらない。
このケースが実際に発生します。
一覧に出なければ、設定画面から削除できません。
ここで多くの人が詰まります。
理由2:SSU統合パッケージとして配布され、KB番号で外せない場合がある
KB5074109はServicing Stack Update(SSU)を含む統合パッケージとして提供される場合があります。
この形になると、Windowsが更新を“パッケージ”扱いにします。
その結果、wusaで削除しようとしても
「この更新プログラムはインストールされていません」
と表示されることがあります。
つまり、KB番号では見つからず、削除がブロックされる状態です。
この状況で有効なのが、次章のDISMによる直接削除です。
具体例:コマンドでKB5074109をアンインストールする手順
ここからは、初心者でも迷わないように、手順をそのまま書きます。
コマンドは入力ミスが命取りなので、必ずコピペで実行してください。
作業前の事前チェック3つ
安全のため、作業前に以下を確認します。
1)BitLockerの確認
システムドライブをBitLockerで暗号化している場合、更新削除後の再起動で
回復キーの入力を求められる可能性があります。
- BitLockerを一時停止する
- 回復キーを手元に控える
どちらかを必ず実施してください。
2)電源の確保
更新削除中に電源が落ちると、トラブルが大きくなります。
- ノートPC:電源アダプタを接続
- デスクトップ:安定した電源環境で作業
バッテリー駆動だけで作業しないでください。
3)管理者権限で実行する
DISMは管理者権限が必須です。
通常のコマンドプロンプトでは失敗します。
準備ができたら、いよいよ削除手順に進みます。
KB5074109削除の手順6つ
手順1:コマンドプロンプトを管理者として起動する
スタートメニューの検索で「cmd」と入力します。
表示された「コマンドプロンプト」を右クリックし、管理者として実行を選びます。
ユーザーアカウント制御が出たら、「はい」をクリックします。
手順2:インストール済み更新パッケージの一覧を表示する
次のコマンドをコピペしてEnterを押します。
dism /online /get-packages /format:table
大量の一覧が表示されます。
ここで必要なのは、KB5074109に該当する“パッケージ名”です。
手順3:一覧からKB5074109に該当するパッケージ名を確認する
探すポイントは次の3つです。
- Package_for_RollupFix が含まれる
- 種類が Security Update
- インストール日が 2026-01-14 付近(環境により前後する可能性あり)
例として、次のような行が見つかります。
Package_for_RollupFix~31bf3856ad364e35~amd64~~26100.7623.1.20 | Installed | Security Update | 2026-01-14
末尾の番号(例:1.20)はPCごとに異なることがあります。
重要なのは、日付とSecurity Updateです。
手順4:パッケージを削除するコマンドを実行する
手順3で見つけたパッケージ名を使って削除します。
次のコマンドの <PackageName> を置き換えて実行します。
※<> は不要です。
dism /online /remove-package /PackageName:<PackageName>
例はこうなります。
dism /online /remove-package /PackageName:Package_for_RollupFix~31bf3856ad364e35~amd64~~26100.7623.1.20
しばらく処理が進みます。
「The operation completed successfully」 と表示されたら削除成功です。
エラーが出た場合の見直しポイント
「エラー: 0x800f…」が出た場合、まずは次を確認します。
- パッケージ名の指定ミス
1文字でも違うと「見つかりません(例:0x800f0805)」になります。
もう一度、一覧から正確にコピーし直してください。 - 恒久的なパッケージとして扱われている可能性
例:0x800F0825などが出る場合、通常モードでは削除がブロックされることがあります。
この場合は、セーフモードや回復環境(WinRE)のコマンドプロンプトから同様の削除を試す価値があります。
手順5:PCを再起動する
削除が終わったら、必ず再起動します。
再起動しないと、削除が正しく反映されません。
起動後にOutlook(クラシック版)を開き、フリーズが改善したか確認してください。
手順6:Windows Updateを一時停止する(再発防止)
削除しても、Windowsが自動で同じ更新を再インストールすることがあります。
修正パッチが出るまで、一時停止して事故を防ぎます。
手順は次の通りです。
- 設定アプリを開く
- 「Windows Update」を選択
- 「更新の一時停止」で、可能な範囲で最大(例:5週間)に設定
修正版が出たら、一時停止を解除して更新を適用してください。
安全に問題を解決し、修正を待つのが最善
この不具合は、あなたの操作ミスではありません。
OfficeやPC設定の問題と決めつける必要はありません。
焦ってやりがちな対処があります。
- Officeの再インストール
- Windowsの初期化
- 片っ端から設定変更
これらは、復旧を遠回りにし、状況を悪化させることがあります。
今回の最も安全な流れはシンプルです。
- KB5074109を削除する
- 再インストールされないよう一時停止する
- Microsoftの修正アップデートを待って適用する
この判断が、Windowsを守りつつ、Outlookの業務停止を最短で解消します。
セキュリティ更新を外すリスクも理解しておく
KB5074109はセキュリティ更新です。
削除すると、修正されるはずだった脆弱性が未修正の状態になります。
しかし、Outlookが使えない状態は業務上の損失が大きすぎます。
現時点では、一時的に削除して復旧を優先する価値があります。
削除後は、次を徹底してください。
- 怪しいメールの添付やリンクを開かない
- 不審なファイルを実行しない
- 修正版が出たら速やかに更新する
まとめ
KB5074109が一覧に表示されず削除できない場合でも、DISMならアンインストールできます。
コピペで実行できる6手順は以下です。
- 管理者でコマンドプロンプト起動
dism /online /get-packages /format:tableを実行Package_for_RollupFixと日付から該当パッケージを特定dism /online /remove-package /PackageName:...で削除- 再起動して動作確認
- Windows Updateを一時停止して再発防止
Outlookがフリーズして仕事が止まる状況は、本当に焦ります。
しかし、初期化に走る前にできることがあります。
正しい手順で削除し、修正アップデートを待つ。
この落ち着いた対応が、最も安全で現実的な解決策です。

