入れる前に確認!KB507241不具合6選
「KB507241(※実際の公開情報ではKB5077241表記が主流)」は、2026年2月末に配信されたWindows 11向けの“プレビュー更新”です。
Windows 11 バージョン24H2/25H2で、OSビルドは26100.7922/26200.7922へ上がります。
プレビュー更新は、翌月の月例更新(Patch Tuesday)に入る修正・機能を先に試す位置づけです。セキュリティ修正が目的ではないため、急いで入れる必然性は低い更新です。
一方で、コミュニティやQ&Aでは
- インストール失敗
- 再起動後の黒画面
- 設定が英語化
- 既定アプリ設定のリセット
など、気になる報告が出ています。全部のPCで起きる話ではありませんが、“入れる前に確認”が安全です。
結論
KB507241(KB5077241)のインストールを急がないほうがいいです。理由は「任意のプレビュー更新」であり、次の月例更新で同内容が自動配布される可能性が高いからです。
加えて、Microsoftの更新情報ページでは「この更新プログラムで既知の問題を把握していない」と書かれている一方で、現場の報告には不安材料が並びます。状況が落ち着くまで待つ判断が合理的です。
どうしても入れる場合は、事前にバックアップを取り、トラブル時にすぐ戻せる状態を作ってから実施します。アップデートは“入れる作業”より“戻せる設計”が重要です。
この記事を読むメリット
この記事を読むと、KB507241(KB5077241)を入れる前に「何が起き得るか」を短時間で把握できます。プレビュー更新の性格も整理でき、不要な不安を防げます。
トラブルが起きた場合の“戻し方”も、手順を明確にします。
設定画面からのアンインストール手順はMicrosoft公式の案内に沿って進めれば迷いません。
さらに、報告が多い症状を6つに分けて紹介します。
KB507241を急いで入れないほうがいい根拠
KB507241(KB5077241)は「非セキュリティのプレビュー更新」です。月末~月例更新の間に出る任意更新で、管理者や検証目的の人が先行で試す用途が中心です。一般ユーザーは待って問題ありません。
Windows Update画面の「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する(Get the latest updates as soon as they’re available)」をオンにすると、非セキュリティ更新を早めに受け取りやすくなります。意図せずプレビュー更新が入る導線がここにあります。
Microsoftの公開情報では「既知の問題は把握していない」とされています。ここが重要です。公式に“問題なし”でも、配信直後はユーザー報告が先に出るケースが現実にあります。プレビュー更新は検証段階なので、環境依存の事故が混ざる前提で扱うべきです。
実際に、KB5077241関連のQ&Aでは「インストールが進んでも最後にロールバックする」「黒い画面で更新が進んだあと失敗する」といった具体的な失敗談が投稿されています。プレビュー更新を“入れない選択”には根拠があります。
起きやすい不具合と復旧手順
ここからは「報告されている不具合」を6つに整理します。全員に起きる話ではありませんが、症状が出た人が“戻れる”ことが最優先です。
不更新がエラーで入らない
Microsoft Q&Aでは、再起動を挟んでも「Something didn’t go as planned」で元に戻され、エラーコードが出る例が出ています。0x8024a22dや0x800f0922などが挙がっています。
対処は“無理に入れない”が基本です。プレビュー更新が失敗し続ける場合、「最新の更新プログラムをできるだけ早く入手する」をオフにして再起動すると、プレビュー更新の自動試行を止めやすいと案内されています。
再起動後に黒画面で起動しない
企業環境の管理者コミュニティでは、KB5077241適用後に「黒い画面+回転する待機表示」で止まる端末が出た報告があります。複数台に発生し、復元ポイントも失敗した例が書かれています。
このタイプは“デスクトップに入れない”ため、復旧ハードルが上がります。プレビュー更新は検証用途が中心なので、業務PCやメインPCでは避ける判断が合理的です。
Windows Helloが使えなくなる
Windows Helloの障害は、更新プログラム絡みで過去にも問題化しています。特定条件で顔認証やPINが使えないケースは、ニュースでも取り上げられてきました。
「サインインまわりの不調が出たらHelloも巻き込まれる」と考え、パスワードで入れる経路を残す運用が安全です。
既定ブラウザーやファイル関連付けがリセットされる
Reddit上では、更新後に「default browser」「file associations」「以前無効にしたデバイス設定」などがまとめてリセットされた、という趣旨のコメントが確認できます。設定が勝手に“戻る”タイプは地味に痛いです。
この症状が怖い人は、プレビュー更新を避ける価値があります。設定の“作り直し時間”が最もムダだからです。
更新後にブルースクリーンが出る
KB5077241適用後にクラッシュ(BSODに見える停止)を疑う投稿は複数コミュニティにあります。たとえば、特定ドライバーと絡めてKERNEL_SECURITY_CHECK_FAILUREを挙げる投稿もあります。
BSODは原因が幅広いです。更新・GPU・ドライバー・周辺機器の相互作用で出ます。プレビュー更新を避けるだけで、原因の切り分けが一段ラクになります。
設定画面の表示が英語になる
Microsoft Q&Aの回答では「KB5077241プレビュー更新が原因でWindows UIの言語が別言語に変わり、アンインストール後も戻らない問題を監視している」と書かれています。初心者には厳しい症状です。
日本語のトラブル報告でも、WinRE(回復環境)が英語化し、アンインストールや復元がうまく進まない例が書かれています。復旧画面が英語になると、選択ミスのリスクが上がります。
まずは設定からアンインストールする
Microsoft公式の案内は「設定 → Windows Update → 更新の履歴 → 更新プログラムをアンインストールする」です。削除できない更新もあるため、一覧で対象KBを見て判断します。
手順を短くまとめます。
- 設定を開く
- Windows Updateを開く
- 更新の履歴を開く
- 更新プログラムのアンインストールを開く
- KB507241(KB5077241)を選んでアンインストール
- 再起動する
アンインストールできない例や、復元が失敗する例も報告されています。詰まった場合は“無理に続行しない”が正解です。
まとめ:初心者は安定版まで待つ
初心者が取るべき行動は明確です。KB507241(KB5077241)を今すぐ入れない。月例更新で十分です。プレビュー更新の価値は「早期検証」にあります。日常利用のPCに“検証”は要りません。
どうしても早く入れたい場合は、最低でも次の3点を満たします。バックアップがある。パスワードでサインインできる。トラブル時にアンインストールできる手順を理解している。1つでも欠けるなら待つべきです。
「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」がオンの人は、意図せずプレビュー更新を引きやすくなります。安定運用を優先するなら、トグルをオフにします。Microsoftも“非セキュリティ更新を早く受け取る設定”として説明しています。
最後にもう一度結論です。KB507241(KB5077241)は任意のプレビュー更新です。待つべきです。待つだけで「黒画面」「設定リセット」「英語化」への巻き込まれ確率が下がります。


