KB5074109がアンインストールできない?失敗時の最終対処法3選
KB5074109をアンインストールしようとしたが、
「削除できない」「エラーで止まる」「再起動後に元に戻る」
この状態で完全に詰まる人が続出しています。
Outlookが固まる。
同じメールを繰り返し受信する。
送信済みが保存されない。
それでも更新が消せない。
ここまで来ると、不安になります。
しかし安心してください。
この状態は珍しくありません。
そして、対処法は存在します。
Microsoft Q&Aでも、KB5074109適用後にOutlook Classicが壊れ、さらに「KB5074109がアンインストールできない」という相談が大量に投稿されています。
本記事では、その投稿内容も盛り込みます。
この記事では、
なぜKB5074109が消せないのか、
失敗しやすい原因、
通常操作で無理な場合の最終手段まで、
作業不能になっている人向けに整理します。
アンインストールを試していない方は、まずこちらをご覧ください。
Outlook起動不能?KB5074109不具合5選|ちょっと幸せブログ
結論
KB5074109がアンインストールできない場合でも、復旧は可能です。
対処法は次の3段階です。
- 通常の設定画面で削除を試す
- セーフモードで削除を試す
- 回復環境(WinRE)とDISMで削除する(最終手段)
- 重要な点があります。
- KB5074109は環境によって「更新のアンインストール一覧に出ない」「wusaで削除できない」ことがあります。
- この場合、wusaではなくDISMで“パッケージ”を削除する方法が現実的な解決策になります。
- 多くの人は②か③で解決します。
- 再インストールや初期化は不要です。
この記事を読むメリット
この記事を読むことで、次が明確になります。
・更新が削除できない原因
・やってはいけない行動
・最も安全な復旧ルート
・Outlookの不具合を止める現実的な対処
・「wusa(Windows Updateのスタンドアロンインストーラー)で削除できない」状態を突破する方法
焦って操作すると、OutlookだけでなくWindows全体を壊す危険があります。
特に、Officeの再インストールや初期化を先に行う判断は危険です。
この記事は、
「もう無理かもしれない」と感じている人が、
迷わず安全に手順を進められるように書いています。
なぜKB5074109はアンインストールできないのか
理由1: 更新が「アンインストール対象として表示されない」ことがある
更新履歴には「KB5074109は正しくインストールされました」と出るのに、
「更新プログラムをアンインストールする」一覧にはKB5074109が出ないケースがあります。
この場合、ユーザーは「入っているのに出ない」という矛盾で混乱します。
しかし、これは珍しい症状ではありません。
実際、Microsoft Q&Aでも「KB5074109が見つからない」「アンインストールできない」という声が出ています。
原因は次の理由2が関係します。
理由2: KB5074109が“統合パッケージ”で配布される場合がある
Microsoft Q&Aの回答では、KB5074109がServicing Stack Update(SSU)を含む統合パッケージであるため、通常の「アンインストール」操作では外せない場合があると説明されています。
英語回答の要点を翻訳すると次の通りです。
【翻訳】How to uninstall KB5074109(Hornblower409)
「これは上級者向けです。内容を理解できない場合は実行しないでください。
KB5074109はServicing Stack Update(SSU)を含む統合パッケージです。
そのため、標準の“Uninstall updates(更新のアンインストール)”では削除できません。
DISMでインストール済みパッケージを確認し、該当パッケージを削除してください。」
この説明が事実なら、
wusaで「インストールされていません」と返される理由もつながります。
wusaは「KB番号の更新」を対象にするため、実体が「パッケージ」として扱われていると一致しない場合があるからです。
理由3: 通常起動ではOutlookやExplorerの不安定さが邪魔をする
Outlookが固まる、終了しても残る、PCが重い、フリーズする。
この状態では、Windows自体が不安定になり、更新削除の処理が失敗しやすくなります。
この場合、通常起動で粘るほど時間だけが消費されてしまいます。
セーフモードや回復環境に移行した方が成功率が上がります。
Microsoft Q&Aで報告されたOutlook不具合
具体例1: Outlookを閉じると再起動できない(バックグラウンドに残る)
【翻訳】Chris Seagrave(2026-01-14)
「2026年1月14日にWindowsのセキュリティ更新KB5074109(26200.7623)を入れた後、Outlook Classicに問題が出ました。
最初はOutlook Classicが開くが、いったん閉じると再び開けなくなりました。Officeは“まだ開いている”と表示します。
タスクマネージャーでOutlook Classicのバックグラウンドプロセスを終了すると再度開けますが理想的ではありません。
PCを再起動して開けるが、閉じるとまた再起動かプロセス終了が必要になります。」
この症状は、実務では致命的です。
「毎回タスクマネージャーで落とす」という運用は、普通の人にはできません。
具体例2: 送信済みに残らない(送信はできているのに記録されない)
【翻訳】Chris Seagrave(同投稿)
「2つ目の問題は、メール送信は相手に届くが、送信済みアイテムに送信履歴が表示されないことです。
受信は今のところ問題ありません。YahooのPOPアカウントで発生しています。」
送信済みに残らない不具合は、仕事で最悪です。
証跡が消えます。
二重送信も起きます。
結果として信用を失ってしまいます。
具体例3: 同じ問題が多数発生し、アンインストールで直った報告もある
引用したスレッドでは、同様のコメントが多数ありました。
重要なのは「アンインストールで直った」という声が複数ある点です。
【翻訳】John W(2026-01-15)
「この強制アップデート以降、Outlook Classicは完全に使い物になりません。ランダムに固まる、保存されない。何時間も試したが無理でした。
KB5074109をアンインストールしたら直りました。Outlookを正常に閉じて再起動でき、作業内容も保存されました。」
【翻訳】Suncoast Information Systems(2026-01-15 / 承認された回答)
「複数のPCでKB5074109をアンインストールしたところ解決しました。」
【翻訳】Mike Chern(2026-01-16)
「Office 2021でPOP3を長年使っていました。1月14日の更新直後からOutlookがフリーズとクラッシュを始めました。
KB5074109をアンインストールしたらOutlookは正常に戻りました。修復や他の方法は効きませんでした。更新を延期して再インストールを防ぐ必要がありました。原因はKB5074109です。Windows 11です。」
このように、世界中で同じ症状が起きています。
アンインストールに失敗する典型パターン
この記事では読者が同じ壁にぶつかったとき、迷わず次へ進めるように整理します。
パターン1: 更新履歴には出るが、アンインストール一覧に出ない
更新履歴では「正しくインストール」と表示される。
しかしアンインストール一覧にKB番号がない。
この場合、通常の操作では外せない可能性が高いです。
パターン2: wusaで「インストールされていない」と出る
wusa /uninstall /kb:5074109 を実行しても、
「このコンピューターにインストールされていません」と出る。
この場合も、実体が“パッケージ”として扱われている可能性があります。
DISMのルートに進むべきです。
失敗時の最終対処法3選(手順を断定で示す)
ここからが本題です。
対処法1: 通常の設定画面で削除(確認用)
すでに試して失敗しているなら読み飛ばしてください。
手順は次です。
- 設定を開く
- Windows Update
- 更新の履歴
- 更新プログラムをアンインストールする
- KB5074109を削除
- 再起動
一覧に出ないなら、次へ進んでください。
対処法2 セーフモードでアンインストールする
セーフモードは最低限の構成でWindowsを起動することです。
不具合の影響が減り、更新削除が通る場合があります。
手順
- 設定 → システム → 回復
- 「今すぐ再起動」を押す
- トラブルシューティング
- 詳細オプション
- スタートアップ設定
- 再起動
- 4キーを押してセーフモードで起動
- もう一度「更新のアンインストール」を実行
削除できない場合は次へ進みます。
対処法3 DISMで“パッケージ”を削除する(最終手段)
ここが最重要です。
KB5074109が一覧に出ない、wusaでも外せない。
この状態は、DISMでしかできない可能性があります。
Microsoft Q&Aでも、この方法が具体的に提示されています。
英語回答の手順を、日本語にしてそのまま使える形にします。
注意
この操作は上級者向けです。
コマンドを間違えるとWindowsが不安定になります。
入力は必ずコピペで行ってください。
コピペでOK!KB5074109削除の手順6つ|ちょっと幸せブログ
手順1 管理者としてコマンドプロンプトを開く
スタート → cmd → 右クリック → 管理者として実行
手順2 インストール済みパッケージを一覧表示する
dism /online /get-packages /format:table
画面下部に次のような行を探します。
Package_for_RollupFix~31bf3856ad364e35~amd64~~26100.7623.1.20 | Installed | Security Update | 2026-01-14
環境によって末尾が違う場合があります。
例として、1.10 の場合もあります。
見つけた行のパッケージ名を次で使います。
手順3 パッケージを削除する
dism /online /remove-package /PackageName:Package_for_RollupFix~31bf3856ad364e35~amd64~~26100.7623.1.20
完了後、必ず再起動します。
この方法で削除できれば、Outlookの症状が改善する可能性が高いです。
実際に「アンインストールで直った」という報告が複数あります。
追加の回避策
アンインストールができない場合の回避策として、Microsoft社員が紹介している方法があります。
ただし、IMAP(Internet Message Access Protocol)が含まれる場合に限定されます。
IMAP利用者向け レジストリの回避策
【翻訳】Gabe Bratton(Microsoft社員 / 2026-01-15)
「OutlookプロファイルにIMAPアカウントがある場合、Slipstick(MVPの記事)にあるレジストリキーを設定してください。
用意されたregファイルをダブルクリックすると追加できます。Outlookを再起動してテストしてください。」
設定するレジストリキーは次です。
- 場所
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\16.0\Outlook\IMAP - 値
DWORD: AllowLOGOUTWithoutOK
Value: 1
ただし、POP/SMTPだけの環境でも発生しているというコメントがあり、万能ではありません。
根本解決を狙うなら、更新の削除が優先です。
やってはいけない行動
以下は状況を悪化させます。
・Officeの再インストール
・Outlookの修復連打
・レジストリを闇雲に触る
・初期化を焦って実行する
原因はOutlookではなくWindows更新です。
順序を間違えると、復旧が困難になります。
アンインストール後に必ずやること(再発防止)
削除できたら、更新の一時停止を行います。
これを忘れると再び自動適用されます。
手順
- 設定
- Windows Update
- 更新の一時停止
- 停止期間を選択
修正パッチが出るまでは、更新を入れない判断が安全です。
不具合はあなたの責任ではない
今回の問題は、
設定ミスでも知識不足でもPC性能でもありません。
更新プログラム側の不具合です。
無理に修復しようとすると、データ破損や再設定の手間が増えます。
更新を戻す。
更新を止める。
修正を待つ。
この流れが最も安全です。
まとめ
KB5074109がアンインストールできない場合でも、Windowsを初期化する必要はありません。
対処の流れは次の通りです。
- 通常のアンインストール(一覧に出るなら)
- セーフモードで削除
- DISMでパッケージを削除(最終手段)
Outlookが固まる、同じメールを繰り返し受信する、送信済みが残らない。
これらの症状は、世界中で報告されています。
焦らず、更新を戻して、修正パッチを待つ。
この判断が最も安全です。


